平成29年7月21日 インテグレート株式会社 代表取締役 村井三雄 不正競争防止法違反におけるお詫び この度、インテグレート株式会社(以下「弊社」といいます)が経営する、鰻・割烹 曙覧(以下「当店」といいます)対する、不正競争防止法違反の一連の報道において、消費者ならびに関係者の皆様に大変なご心配、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。 1.今回の事件の概要 平成28年12月6日に弊社が輸入した中国産うなぎから、基準値(0.3ppm)を0.1ppm超える数値の農薬成分ペンディメタリンが検出されたことで、平成28年12月29日、名古屋市中保健所から食品衛生法違反で告発を受けました。 0.4ppmという数値は、水道水の塩素添加比率と同じ割合であり、健康被害はないとの保健所の判断のもとで、調査並びに商品回収を実施いたしました(平成29年7月18日、食品衛生法違反は無罪)。 平成29年1月5日、食品衛生法違反における愛知県警の捜査が当店に入り、店内表示(幟、生産者の写真、メニュー表記)が不適切であり不正競争防止法表示違反(平成29年7月18日、罰金略式起訴の判決)にあたると指摘をうけました。 この店内表示は、弊社契約養鰻場からの入荷が始まった平成28年7月中旬に設置し、当店に捜査の入った平成29年1月5日まで設置を行いました。 その間の国産うなぎ使用率は約60%(9月10月は8割以上)になります。 国産うなぎは、全て品質が良いはずがありません。大部分が夏に向けて養殖されるため、秋以降は数量が減り品質が低下していき、それに代わって品質が良くなるのが中国産うなぎです。 弊社は、「問屋直営の利点を生かし、その時々の最良の鰻を提供する」というコンセプトで運営しております。 昨年の実績をみると 7月~10月 国産うなぎ中心の仕入れ 11月~6月 中国産うなぎ中心の仕入れ と、なっております。 事実、国内を流通している活うなぎの約70%が輸入うなぎなのです。 警察からの指摘は、「中国産を少しでも使用する際は、国産うなぎの販促品を片付けなくてはならない。誤解を招くおそれがある。」というものでした。当店では、産地を問われた際の説明義務を果たしておりましたが、確かにその可能性は排除できず、配慮が足りなかったことを深く反省しております。 2. 業界の現状 ここであらためてお伝えしたいのは、中国(広東)の活うなぎは立派なブランドであり、昨年の実績からいえば、6月~1月までの流通価格は国産活うなぎと同価格、むしろ高値なのです。国産うなぎはハウス養殖で半年から1年かけて養殖します。中国産うなぎは、太陽が降り注ぐ大きな路地池で、ゆっくりと1年半から2年かけてのびのびと養殖し、より天然の環境に近い養殖を行っているといえるかもしれません。 この様に、事実と一般の情報との間に乖離があり、今回のような間違ったとらえ方の報道となってしまったことが誠に残念でなりません。 弊社は、今回の不正競争防止法違反に対する警察の指導、裁判所の判決を真摯に受け止め、今後の業界への啓発活動及び、消費者への適切な情報発信を行ってまいる所存です。